
今日の作業活動は、正月用飾りつけ作りをしてくれました。段階付けと枠組みが高い活動に分類されますが、男女関係なく熱中してされていました。手指の巧緻性や高次脳や物忘れ予防目的の訓練の意味合いだけでなく、坐位耐久性やバランスなどと楽しみという付加価値をつけてくれます。得意な職員さんが機能訓練指導員として上手に教えてくれます♪ 結構、ハイレベルなお店で売っているようなものが出来まあがります。
普段は立ち上がれない、立ち上がらないのに、「窓の外の下に花が咲いたから見ない?」というと立ち上がることがあります。作業療法士はこれを「合目的動作」と呼びます。つまり目的を持った意味のある活動という意味です。これは子供の発達や認知の統合リハ、精神疾患の就業活動などに用いる場合もあります。つまり何かを媒体とした意味のあるリハビリテーションはその人の次の発展につながっていきます。人類が道具を介して進化を遂げたことと同じです。子供の療育や発達の玩具の利用もその一環です。就労支援などの作業工程はこういった段階付けに枠組みを決め、さらにプラスαの要素(意味)を加えることで合目的な動作へ移行して行きます。専門職はそういう視点で就労や不登校などの心理支援や認知の歪みの解消を行います。
リハケアあるくでは時間の使い方をとても大切にしています。週に1回しかご利用出来ない方もいらっしゃいます。PTやOTによる身体機能訓練や心理療法・活動、明日行うSTによる言語療法や高次脳訓練。入浴などの支援も含めしっかりと価値のある時間を提供出来ればと思いますし、こういう活動は認知症を患った方でもしっかりと「楽しかった」と記憶され次回の利用に活かされてきます。やみくもに創作活動をやっても、感情を供わないため感情領域である海場や大脳基底核などの深層領域には届き来ません。
当方をご利用を希望される方は、入院中の方も含め担当のケアマネさんに早めにお問合せ頂きお申し込み頂きますようお願い致します。担当のケアマネ(介護支援専門員)さんがいない方は、当グループにお問合せ頂ければ対応させて頂きますので、お気軽にお申し出ください。
↓ 🎅は何人いるでしょう。

