「土曜日営業開始します」

  通所C型では対応出来ない疾患、運動不足や閉じこもりに伴うフレイル、短時間を希望される方、認知症等に伴う不安、主体は軽度者(将来は要介護1も総合支援事業)や要介護者に関する事業になります。通所C型事業に適応できるのか疑問になる方も含め対応しますのでまずはご相談下さい。リハ環境と専門性がないと対応が出来ませんので、必要不可欠で利便性のよいサービスを追加しました。

 送迎もありますし、専門的なサービスになります。効果検討などの会議はありませんし、継続的なご利用も当然可能です。

 その後、事業を中止するのは市場がないからだろうと焦点化し、各包括からの意見聴衆を行うと異なる見解を得ました。中津市介護長寿課予防係数名と数度に渡って協議しました。また、実際、通所C型事業を実施してみて感じる中で、いくつかの提案の失敗と課題に気づきました。

 それは軽度者への配慮と枠組みが根本的に足りなかったことです。作業療法的にいうと、段階付けかつ枠の設定で専門的でなく対象選定があいまいだと感じたのです。

 皆さん、いざ病気になると、実際、似た病気の方を観てご自身やご家族の将来を知ることは、クライシス(共感的理解)や未来像の準備にはなるでしょうが、実際、「あそこまでボケが進んだら」とか、「あんな状態になったらどうしようか」とか、「寝たきりになってご飯も食べさせてもらうようになったら」とか、そこで観て知るリアルな未来を懸念されます。だって、人間ですし、将来、人に迷惑はかけたくないのは当然だと思います。

 その軽度者と重度者を一色痰に受け入れると困惑を招きます。その手の専門の病院にいけば、その病気で苦悩する方に出会いますので、その為、状態によって病棟が分かれたりしています。それに比べ、介護保険や身体障害祉という枠組みに、「苦しみや心配に対する道義的側面」というは薄く、制度の建付けありきのように感じます。

 その為、「肝心な部分が薄くなり」、抱え込みで収益重視の箱物建設が増えたり、介護負担に伴うレスパトケアの大変さから、殺人・自殺などの惨状が後を絶たないのかもしれません。あくまでも憶測ですが。よくニュースで見かけるよになりましたね。

 子供だって同じです。集団の中にいれば、親や保育園の先生方は他の子と比べるきっかけができます。おかしいなーと感じている中、気になる子や自分の子と似たような子が、上の学年にいて問題に感じたら余計に不安になりませんか?

 どーしよう!自分達が年をとったらこの子どうなるのんだろう。しかし療育専門家の数や施設受入れ資源には限界があります。実際、放課後デイ等、義務ではないので専門職が配置されていない事業所もあるのが現状です。保育所等訪問事業は、保健師さん等も含めるためリハ専門職が定期的に介入し、いつも発達や療育の現状を観ているようではありません。

 その為、2つの取り組みを開始することにしました。1つめは「苦しみや不安を抱える方への配慮」、これが土曜日の「軽度・中度者に特化した事業」の始まりです。2つめは、保育園に対する専門職支援事業で実現すれば画期的なことです。

 机上の議論や動画のだけの数値ではなく、実際に触れ、心情を踏まえ、これから増える独居者などのアメニティーやクオリティーに配慮した取り組みが必要になってきていると感じており、それが失敗から学んだ当法人の取り組みになります。幸い、PTやOT、STもおり、幅広い対応が出来ることも他と異なります。

 前回の1週間前、ブログで求人を募集させて頂きましたが、ありがたいことに応募あり既に求人に達しました。ご検討頂いていた方、大変申し訳ございません。ハローワークに現時点で求人は出しておりません。次の機会にどうぞよろしくお願い致します🥺。