#脳卒中専門 #脊髄損傷 #糖尿病 #脊柱管協狭窄 #大腿骨頸部骨折 #腰痛(圧迫骨折) #介護予防 #中津市 #リハビリ #デイサービス 

 ある日のこと、スタッフが「〇〇さんは自分の何を大切にされていますか」とご利用者に問いかけていました。すると「らしさ」と応えられていました。私も同感です。私にとって「らしさ」だけがビジネスモデルです。

 日々、取材や掲載のお問合せを頂きます。出版社等からブルーオーシャンやブランディング、人材募集方法などを問われますので、当グループに特質したビジネスモデルもありませんし、私たち「らしさ」だけですとお応えしております。高齢者ビジネスの市場からすると起業時期自体が遅い為ブランド化しているとも思いません。そもそも、ブランドは市場が決めるものです。行きたい学校も偏差値で決めることができます。ビジネスモデルしかりブルーオーシャンしかりブランディングなど、今は意識したことがありませんし今後もしないと思います。このブログをもってお応えさせて頂きます。

 私が大切にしている「らしさ」とは、スタッフ(家族の生活を含めた)の「らしさ」や健康、ご利用者の「らしさ」です。妻に誘われ最近観に行った映画「ひゃくえむ」、何かを考えさせられました。その映画ではヒゲダンの「らしさ」がエンディングでした。「誇るよ全部、僕が僕であるための要素を~♪」から始まり、途中「ああなんでこんな面倒で不適合な長所を宿してしまったんだろ~♪」 、最期に「本当に良かった、あー生きててよかったな~♪」と流れます。私自身もそうだよな~と感じましたし、最期はそうありたいと想いました。ご利用者は病気・障害という圧倒的な敵を受けいれながら、または受け入れられず苦心し戦いながら、不安を抱えながら薬に頼ったり、時にはふさぎ込んだりと苦悩を抱え生活されています。家族に何かあれば心配はより一層のことです。自治体も制度の壁を超えるのが難しいのが現状です。毎年、厚労省の委託先からのアンケートが来ますが、改正後は加算取得に書類が増えるばかりです。現場の声がどこまで反映されているのでしょうか。

 今日は「土曜日の短時間リハ」の日でしたが、「地域の人から良く歩けるようになったねと言われた」とか、「昨日まで関節が痛くて不安で寝られなかったけど、来てしてもらったら安心した」、「ここにこないと物忘れが進んだら不安」、「1週間が待ち遠しい」などの笑顔でお声を頂きます。ありがたいことですが、反対にまだまだ改善に到達出来ていないと反省したり、次の一手を考える「勝負」の連続ですし、それが「私らしさ」なんだと思います。

 人生時間は実年齢を5で割ると、おおよそ人生の何時間あたりにいるかを計れるそうです。但し、あくまでも寿命を80年程度に想定したものであって、実際は事故に合ったり、病気になったり何が起こるか分からないのが人生です。脊髄損傷や脳卒中、その他の病気になり長年車いすや寝たきりになる方もいらっしゃいます。最近、鹿児島県の知覧特攻記念館に行って来ました、戦争で亡くなった若者も沢山います。脊損などの脊髄系はリハの経験値が物を言います。無理に関節を動かすと大腿骨に仮骨(異所性骨化:違う場所に骨が出来ること)などが出来ます。そうすると車いすに座るのも大変になります。経験者は優先事項を察し、施術時の方法や可能な限り活かせる筋力や痙性(痙縮)や骨ロックを利用したリハを行うなど長けています。寝た状態がどれほど苦しいか、褥瘡とどう向き合うか、可能な限り痛みや痺れをマイルドにしつつ活動範囲の拡がりを考えて行きます。

 高齢者の方の寝たきりも同様です。特別養護老人ホーム等で10年程度、入所判定から最後の看取りまで多くの方を対応してきました。中津市・宇佐市の介護認定審査員も10年程度しました。現場にいると、寝たきりになられ、膝や肘が拘縮し関節が90度以上曲がって固まり、食事も介助を受け、形のない食事を一生懸命の飲み込みながら誤嚥したり、それで肺炎になったりと観るに堪えかねないのが本音でした。最期の時は1人で向こうに行かせてはならないと思い、家族が間に合わない、いらっしゃらない方の横で可能な限り寄り添うようにしていました。誰も苦痛が長く続かないよう、出来るだけ家族に迷惑をかけたくないのが本音です。苦しまないために何ができるだろうか。このようにならないために何が出来るだろか。そう考える日々がしばらく続きました。

 住宅型有料老人ホーム等は1日1人介護職員が配置されれば良い決まりになっております(特別養護老人ホームは入所者3人に対し1人の配置が必要です)ので、有料老人ホームの施設長を8年程度努めましたが、経験からすると夜間、職員がコール対応するのが精一杯です。対応中に他の人のコールがなったら対応出来ません。いくら立派なセンサーや機能がベッドに備わっていても、見極める力がないとリスクは図れません。職員自体が訪問介護ヘルパーも兼務している場合もありますから、ヘルパー支援中は有料老人ホームの介護職員として対応出来ません。何かあって受け入れ先の病院がすぐに対応出来ないと、朝まで体調不良の状態になります。これはどこの施設にも言えることだろうと思います。これに感染症が入り込むと職員も罹患しますので施設内パンデミックを起こしさらに厳しさが増します。有料老人ホームは医療費や介護費、指定介護用品等を合わせると最低でも15万程度になります。高いお金で安心・安全を買ったつもりが、入居すると外部のサービスも利用できない施設も多く、面会も限られ、家族の心情からすると入居させて頂く以上仕方ないと受け入れるしかないのかもしれませんが、入居者にとっては籠の中の鳥状態になってしまいます。高齢者住宅も含め安い施設は人件費を削減していますので、余計に厳しいのかもしれません。

 こういった経験から最も安く利用でき、入浴などの利便性かつリハビリや医療の効果的なサービスが可能な「リハケアグループ」を作りました。出来るだけ良い状態や必要なことを提供し、問題を改善する、回復を図る、維持を図り再活性する、最期のときに苦しまない。それがこのグループのマーケットに対する「勝負」です。その為に、早めの予防の予防に取り組んだり、発達分野の底上げを検討する専門チームを形成したり、必要な環境や人材、機能、各専門性の特色を備えました。

 全ての曜日でご利用が埋まっている状態が続いており大変申し訳なく感じております。男性利用者が多いのが不思議でなりません。何とかしないといけないのですが、店舗展開は考えておりません。ラーメンだって替え玉をすれば、お腹は満たせても味は薄まります。真似できないものを2つも3つも作れないと感じています。開設以来、常に概ね満員状態で歩めたことはスタッフや地域福祉関係者の皆様のおかげです。感謝申し上げます。ご利用をお受入れ出来なかった方には申し訳ない一心で、稼働が高いからといってアピールできませんし、全く喜べません。お受入れ出来ない方がいらっしゃいましたから。

 人気のある歯医者さんの予約は3カ月後や6カ月後と聴きます。でもその間に悪化したり、新たな問題が発生したりするのではないかと感じています。歯科医師ではないので分かりませんが、少なくても私は次の受診を待つ間に何度も悪化しました。顧客数確保主義はそういった弊害を生んでしまう場合もあります。その為、私は適正にしっかり向き合うことを優先しています。退院の時期が見込めたり、出来るだけお早めにお申込み頂いていれば、必ず誠実に対応させて頂きますのでご安心してお申し込み下さい。

 現在、ハローワークに求人を掲載しています。こういった考えの会社ですが、働いてみたい、勉強してみたいなどの想いがありましたら、目安で掲載している求人票ですのでご相談頂ければと思います。個人(業者はお控え下さい)であればホームページに直接お問合せ頂いても大丈夫です。一緒に市場を支える仲間になって頂けたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

 最後に、先日、前施設の職員さんがまた遊びに来てくれました。宇佐からは遠いでしょうけど、色々な顔ぶれに時折会うと元気そうで安心しますし、「人情の義」や「律儀」さが伝わっていたことに良かったと安堵します。お互い元気で頑張りましょう。