病気をした際、病院に行かれると思います。その際、手術が必要になったり特殊な治療を求められたりする場合があります。私の場合は診察時、手術が必要になった際など、「失礼ですが、先生だったらどこで治療しますか」と聞きます。単純に業界人から選ばれる場所が最適な選択肢の可能性が高いからです。
何時間もかかる遠方の病院にも行けませんし、ある程度、家族も入院支援が出来る距離の範囲でおうかがいします。ネットの口コミを鵜呑みにせず、その業界の方は必要な選択肢を理解していますし責任もあります。その本音の部分を聞き出さないと、紹介者が属する法人内の事業所を勧められたりと営利的な部分に巻き込まれ、適切な未来を選択する事が難しくなります。適切にご提示していただける業界関係者は親切で素晴らしいと思います。
少し前、医療保険に入る際、知り合いの保険屋さんに保険に入りたいけど、どの保険屋さんが良いか迷っている。ネット保険も安いし、親切に対応してくれるようだったしと伝えると、「正直なところ、どこも入ってもらいたいばかりなので、あなたのことを考えて勧誘している保険屋さんなんてありませんよ。実際、申請しても通らないケースもあるので、沢山勧誘し入って頂ける数を増やしたいだけです。」と言われたことがあります。正直、私の保険選びの判断材料にもなりましたし、そういう実情も多いにあるのだと改めて考えました。
だから私達は福祉関係者のご家族にこそ、「介護で困ったことがるのならあそこがいいよ」、「自分の親のリハビリを頼むならあそこ」、「家族が通うならあそこ」と言われる事業所でありたいと考えています。
勿論、お受けさせて頂く以上は不誠実なことは出来ません。無理に当事業所に進めたりもしませんのでご安心下さい。あくまでも「少しでも自宅で長く生活できること」のメリットを最優先に、必要であれば別の手段をアドバイスさせて頂く場合もあります。