高校の講師に行ってきました

 大分県立中津市南高校耶馬渓分校の福祉コースに「医療とリハビリテーションの連携」について講義にお伺いしました。毎年お伺いしています。学生の皆さん、生き生きした目で話を聞いてくれていました。中には涙ぐむ学生もいたりと、感性が非常に素晴らしい学生に出会い感銘しました。真剣に聴いてくれてありがとうございました。先生方の日々の関わりのたまものだと思います。学生の皆様はじめ先生方に感謝申し上げます。

 各高校でお話をする中で、まだ高校生で、将来を見据えている学生がいることにいつも驚きます。だから、今回も実際の実体験を踏まえ、これから未来を歩く皆さんにとって必要な情報を詰め込みました。「いつ」「だれ」に出会うかは、「行動」した結果なのか、「偶然」なのかは分かりません。しかし、それが人生の選択のターニングポイントになることがあります。そのきっかけになれたのであれば幸いですし、私たちの一人一人の仕事が、生活にお困りの方やそのご家族、障害がある方々のターニングポイントになれば、価値のある仕事が出来たのではないかと考えています。

「いつ」「誰」にどうしてもらうか。自分の病院を選ぶときでも、地域の皆様が介護事業を選ぶ時でも、介護支援専門員を選ぶ時でも、最も重要視すべきことだと認識しています。大きな法人だから、病院があるから、紹介されたから、昔からあるからなどの理由で選ぶと、後悔する結果になることもあります。そういう意味では、1度きりの人生の選択です。特に介護を受けるご本人やご家族が正確で必要な情報を「得る」ことが最も大切なのかもしれません。是非一度、体験や見学をされることをお勧めいたします。

 10年以上前より研修会で講師やコンサルタントを依頼されることが増えました。当初と比べると介護職員の待遇も随分改善され、賃金改善も進んでいる伸びしろのある職種になりました。今後も大分県、介護労働コンサルタントの一人として労働者の待遇改善の一翼となれるように努めます。