毎週、何気ないことをブログにしていますが、色々な方が目を通して頂いているようでありがとうございます。
隣で息子が珍しく勉強していますので、私もまじめに今日は少し小難しいことに触れてみたいと思います。学生時代、ロクに勉強もしていなかったので、彼たちの努力や表舞台での活躍は親バカながら楽しいものです。
写真は東京体育館(千駄ヶ谷)での死闘前の後ろ姿です。千人以上の観客に見守れながら舞台に立ち、戦いを繰り広げる彼らは私なんてとうに追い越しています。
今回は、ケアプランとリハビリについてブログにしてみました。
良くケアプランで「立てるようになる」とか「歩いてトイレに行けるようになる」などの目標を立てて頂くことがあります。これを少し紐解いてみたいと思います。
他にも多種の目標がありますが、私のプランに対する考え方のプロセスはこんな感じです。
例えば、「立てるようになる」という目標を実行するためには身体ではこんなことが起こっています。
まず、脳から動作部位に電気刺激(以下インパルスと呼びます)が伝わります。この脳の出発地点を大脳皮質と呼びます。脳の表面1㎝程度にも満たない場所です。
ここにはベッツの大錐体細胞(錐体というのは神経の頂点を意味します)が集合しています。
この細胞の枝が末端に向けて電気を送っています。この細胞の集まった部分を皮質と呼び、それ以下を皮質下と呼びます。
神経は皮質を経由し内包という通り道を抜け、抜ける際に中脳や小脳など多種の部分から情報を受け取り視床を経由し脊髄に行きます。ここまでを中枢神経と呼びます。
脳はとっても大切な部分なので、皮質の上には軟膜があり、その上に血管が豊富な「くも膜」、最期に頭蓋骨を守る「硬膜」があります。
頭部を打撲し硬膜の下で出血すれば硬膜下出血。くも膜の下で出血すればくも膜下出血と呼ばれます。
頭の前の部分は前頭葉と呼ばれます。さらに極限した地域を前頭前野と呼んでいます。そこから「立ち上がろう」という指令が来ます。この指令はシナプス(接合部)を何度か介して最終的に筋肉に伝わります。
そもそもシナプスでは「神経伝達物資」、例えばドーパミンとかアドレナリンといった物質で次の神経に情報を送っています。この伝達物質は拮抗作用を持ちonかoffの作用も持ちます。
ここで伝達物質の量が減ったりイレギュラーすれば「色々な症状」が出ます。
インパルスの伝わりは一瞬です。平たく言うと時速約250~430㎞です。秒速70~120ⅿになります。雷には劣りますが異次元な速度です。
なぜ瞬間なのかというと、「跳躍伝道」を行うからです。神経(線)は「ミエリン」という輪が無数についていて間は途切れています。このミエリンは脂肪(シュワン細胞)で出来ているので電気を引き寄せません。
するとインパルスはミエリンのないところを飛んで進みます。これを跳躍と呼んでいます。
残念ながらこのミエリンが減少したり、なくなる病気もあります。これを脱髄疾患と呼んでいます。アルツハイマー病やレビー小体など、神経そのものが変化するものは神経変性疾患と呼ばれます。
話は戻りますが、こうして筋肉に伝わった情報は筋肉の中にある筋紡錘という細胞と、腱に存在するゴルジ腱器官に到達します。ちなみに筋肉は水分の貯蔵庫です。骨は血液を作る貯蔵庫で骨の中にある骨髄が担っています。
伝わった情報により筋収縮が起こり動作が発動するのですが、「筋紡錘」や「ゴルジ腱器官」は、筋肉の収縮調整や筋肉が伸張されたことの情報を脳へ「収縮し完了しました」とフィードバックしています。
腱を叩いて延びるのはこの細胞(仕組み:シナプス反射)を刺激し反射を誘発したためです。
この経路を錐体路と呼んでいます。ここに感覚のフィードバック「足底に体重がかかりましたよ」とか、錐体外路が「バランスや筋肉の力の強さなど少し微調整しましょうね」といったかたち参加し、自前の収縮力(筋力)を使い「立ち上がる(起立)」が完成します。
こういう機能が働いて、バランス力とか瞬発力とか必要な要素が整いますので、どこに問題が生じているか見極めないとリハビリは進みません。
骨折や麻痺、高次脳障害があったり、装具などの補装具をつけていたりすれば通常以上の見極めが必要です。
ざっくりとご説明しましたが、ケアプランの「立ち上がれるようになる」という目標は、こういった過程をクリアしましょうね。という理解のもとにプログラム化されるものなのです。
そう考えると「歩いて目的のところにいけるようになる」という応用動作はさらにハードルが上がると思いませんか。これを専門職以外や経験2~3年目の専門職が実現するには酷なのです。
経営者は安易に加算をとろうと他職種に担わせますが、こういったことを知れば酷なことをさせているとお分かり頂けると思います。
介護負担の軽減は当然介護を受けられることが前提ですが、状態を保ったり、改善したりする機会がないと介護負担は日を追うごとに増加します。
その為、訪問でリハに言ってもリハ処方は受けられますが、目の前の方と自宅内の限られえた環境の中で上記の課題をクリアするには極めてハードル高いのが私の経験的な本音です。そもそも猛暑・極寒の中、屋外訓練も出来ません。
また、介護予防プランであっても、「介護予防:ヘルスケア」の範囲なのか、それとも「重度化が予測される事例」なのかを判断し、早めに手を打つことが在宅期間を高めることに重要なのは言うまでもありません。
過疎地域や年金の範囲で自宅で暮らすことが必要な方が多いのも現実です。在宅に居続けたいのに導き次第では自宅生活の延伸を下げてしまいます。
歯周病などと同じ考えで、何も手を打たなければ、顎骨という土台が溶け、手が打てなくなり、食べることの選択肢が限られるようになることと同じことです。
しかも、菌が血液を介して全身に回りますので、プラーク形成や動脈硬化などの悪さをするかもしれません。
予防は始まった段階で今後が決まるといっても過言ではありません。
私たちはこういった専門的知見をもとに、ソーシャルビジネスとして社会課題と向き合いながら歩んでいます。
課題があればその課題がなぜ解決されないのかを分析し着手します。これから起こるであろう課題にも注視しています。
来年、新年度からの事業も新たに、県内の6名のベテランがこの課題の分野を担ってくれるようになりました。遅すぎる着手ですが、当方が3期目なので市場の課題に少しでも貢献出来ればと願うばかりです。
新規事業開始前には関係事業所や一般の方にお知らせ致します。よろしくお願い致します。
多くの介護・障害事業所や職員の方にとっては避けて通れない必要なことかと思います。
今期は賞与を既に2回払うことが出来ました。冬で3回目の賞与、つまり3カ月分になります。昨年度が2カ月分だったので安心しています。処遇改善もⅡロへ変更し皆さんの所得が一機に上がります。
お金も大切ですが、働く方々が人生の中で意義を見出せることのほうがさらに重要だと考えています。人生の時間限られています。その中で働ける時間はさらに限られてます。
職員さんのキャリア形成や働きやすさも求めつつ、新たな人材も募集しています。
特に、「将来を見据え挑戦したいリハ専門職や技術に自信がある方など」、他職種であっても「子育て中で時間が限られるがいずれを見据えたい」などの気持ちがある方を募集しています。
ハローワークには色々募集が出ているようですが、当方の中で一緒に歩んで頂けたら幸いです。こんなことをしてみたいという提案も応援します。
資格取得などのキャリアアップ支援は自社で完結しますのでご安心下さい。
まだまだ仲間が必要です。興味を持って頂いている方はお話だけでも出来ればと思います。下記連絡先にいつでもお問合せ下さい(※ハローワーク等にはセラピスト以外は掲載しておりません)。
「現状に危機感を持っている方」、「将来を考えている方」など興味本位でも構いませんので私どもと繋がってみませんか?
一歩踏み出すことにはとても勇気が必要ですが、踏み出せないと始まりません。
昨今も大分発のAIのスタートアップ企業さんから問い合わせを頂き、AIもしくはその先の分野での解決につなげて頂ければと思って協力させて頂くことにしました。皆、挑戦し変化しようとしています。
今日は子供の防災教育の一環で、「中津市ジュニア防災リーダー研修」に付き添います。私も防災士ですが、BCPを考える時、もちろんご利用者の安全です。
ですがご利用者の安全を保つためには、職員や職員の家族の安全を考える必要があります。そういう点も今回机上訓練の中で、何に重点を置いているかを伝えた上でBCPの見直しを行いました。
次回はご要望がありましたので、「むくみ」と「浮腫」のリハビリテーションを説明させて頂きます。よろしければご閲覧下さい。
質問や当社にご興味がありましたらホームページか下記連絡先にご連絡下さい。
中津市合同会社Reアクティベーション
電話:0979-64-9551 ㏋:https://www.reha-care.jp/
代表社員 岩﨑 伸一朗
