#将来の決め方 #パーソナリティ #行動力 #ベルセルク #高校非常勤講師 #介護労働安定センター

 写真は八面山から見下ろした中津の街並みです。

 さて、今回の「ブログ」は「将来の決め方」です。よく高校生に話ますので記事にしました。

 高校生や中学生・何には小学生のうちから将来を決めている話を聴きます。決めていること自体凄いことです。

 よく「学力では未来は決まらない」と話をします。じゃー何で決まるのか。それは「やりたいことに出会う行動をしたか」、「パーソナリティを高めたか」につきると説明します。

 私は工業高校を出て福岡の福祉系の学校に進学しました。当時は工業系からの進学は珍しかったと思います。大半は就職しますから。「とりあえずしたいこともないし、親が介護の仕事してるから」という単純な理由で福岡の学校に行きました。高校では真面目に勉強もせず、工業高校なので普通科のような科目は皆無です。ある時、強面の先生に「お前は何がしたいのか」と呼びだされたことがありました。私は正直に「分かりません。将来何ていつどうなるかも分からないし、どうでもいい。いつ死ぬかもわからないし」と応えました。

 すると先生は「俺も5年先ここにいるかもわからん。10年後、何色が好きでどんな趣味があってとか分かるか!」と泣きながら諭されました。これは驚きました。大人でもそうなんだって。高校生の俺が分からないのも無理なしって思いました。

 福岡に行ってすぐ「暇だな~、退屈」と感じる日々が暫く続きました。バイトしてもな~、お金は入るけど得るもの少ないしな~と思っていました。興味のない学校に行っているので勉強も楽しくないし、当時、福祉系は女子が9割だった(入学して知りショックでした)でしたし、人間関係も都会ならではのドライさで田舎者の私には不向きでした。

 そこで、当時、福岡市役所別館4階にあった「福岡市レクリエーション協会」の門を叩きました。「何でもいいからさせて下さい」といってアポなしで行きました。そこには現福岡市児童館副館長の片本さんがいました。「よーきたな」と言って出迎えてくれました。これが私の「初めての行動」だったと思います。

 この「レクリエーション協会」が今後の私の職業人生を左右することになるのです。そこでは何千人の障害者の方と触れ合いを持つことになりました。色々な他の大学の先生や関係者とも交流があったりする毎日が続きました。あの市場でリーダー格の動きや言葉、カリスマ性など片本さんのパーソナリティ(人間力)と行動力に圧倒されました。

 福祉系の学校を卒業し地元に戻り介護施設に努めると、理学療法士の女性が週1回来られていました。初めてセラピストという職種に出会いました。その人に理学療法士の他に「作業療法士や言語聴覚士」という仕事があることを21歳になって教えてもらいました。もともと「レクリエーション協会」の経験があったので、心身、特に「こころ・高次脳系」に携わる仕事もしたいし、身体の改善に役立つこともしたいと考え「作業療法士」の学校を受ける事に決めました。

 精神科や小児系は作業療法士が必要なので、理学療法士より職域の幅が広いのが特徴です。ですが、当時、全国的に学校数は少なく、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3科が揃った学校はさらに希少でした。3科あればそれぞれの専門の先生から専門性を学べるのがメリットです。

 しかし私は前途の通り普通科の勉強をしたことがありません。小・中程度の学力です。当時、倍率は当時4倍~7倍の世界、頭の相当良い高校生が受験しても受からない場合も多い。しかも自分には仕事も毎日ある。でも「なってみたい」。当時のさくら書店(今ゲーセンになってます)や5/28に閉鎖する明屋書店に通い、仕事帰りに本をあさっては帰って勉強する。毎日1~2時間の睡眠が1年以上続きました。だいたい、数学にⅠとかⅡとかあるの?しかもAとかBとか何?みたいな感じで、全ての教科が初めて見るものばかりでした。体重15㎏ぐらい減りました。

 当時、友人からベルセルク(狂戦士)という漫画を勧められ、「もがくこと」を漫画を通じて学びました。だからいつも最後までもがいています。諦めるぐらいなら、頭と体使って最後まで粘るんです。

 いざ作業療法士の試験日になりました。全国数か所で試験会場が設けられ、1会場に受験者が1000人はいたでしょうか。皆、頭良さそうな高校生です。自慢でも何でもありまませんが、そこで合格したのは作業療法学科は私含め2名のみでした。大体どこも1学科20名でしたから。しかも卒業できるのは臨床などを終えクラスの2/3程度。あとは途中脱落です。

 その後、卒業し、地元の社会福祉法人に勤め通所リハ、訪問看護、特養などに従事し役職を経て、有料老人ホームの施設長や地域密着系、居宅介護支援など概ね全ての介護事業のキャリアを経験しました。

 今は起業し事業家として法人の代表をさせて頂いています。ここに至るまでは行動した経験の結果でしかないのです。事業はどこもオリジナルです。他の人が真似しても同じようには行きません。なぜならそれぞれ歩みが違うからです。

 思い返せばちゃーんと勉強しておけば良かった。そしたらこんな遠回りしなかったのにと思いますが、この遠回りでパーソナリティなど人として必要なことを失敗から学びます。だから子供達にも「学歴」と「人生」は一致しないけど、勉強しといて損はないと伝えています。でも、失敗してどうしたら解決するのかもがける人間が残るよと教えています。AIだってまだ正確に教えてくれません。やっぱり活きたアドバイスが有用です。

 いつ何に出会うか、何がきっかけになるかは誰しも分かりません。病気や事故にあうことだってあります。でも努力は失敗に終わっても、もがいた経験は嘘をつきません。成功のポイントは、まずは健康、そして行動し沢山失敗することです。本を読むことも重要ですが体験することのほうが優先です。そういった中でいろいろな価値観・個性、環境に触れ「未来への道」を導き出すのです。だから「行動力」は一番大切なものだと思います。

 学力は将来を補償しないけど、努力は裏切らない。根拠はありませんが、27歳、これまでに衛生的に安全に遊びまくって、多くの失敗や苦悩、楽しい、憧れのサンプルを探し当てること。国立大学いこうが、有名高校卒業しようが企業が求める人材は「パーソナリティ」と「オリジナリティ」なのかもしれません。失敗してもいい。もがいてもがいてもがきまくって行動に移せば運命に辿り着きます。